こんにちは!ひなたのヒロです!
ひなたエキスをスタートして1年半が経過しました。
これまでたくさんのお客さがいらっしゃってくださり、本当にありがとうございます!
田沢湖店に続き、今年は秋田店・鶴の茶舎のオープンと動きが多様化してきました。
まだまだ慌ただしく日々を過ごしていますが、これから冬にかけて、これまでのことを振り返っていきたいと思い、新しいシリーズを作りました!
その名も「ひなたエキスの秘密」です。
ひなたエキスはなぜ生まれたのか?
ひなたエキスがお客様に感じてほしい価値とは何なのか?
そして、ひなたエキスはこれからどこへ向かうのか?
これまであまり語ってこなかったひなたエキスの裏側を赤裸々に語っていこうと思います。
秋田を大好きにさせてくれた農家レストラン「ゆう菜家」
知っている方も多いかもしれません。ひなたエキスは私ヒロ、えんどれ、なっちゃんの3人でスタートしました。3人の共通点はみんな県外出身だということ。私=大阪 えんどれ=静岡 なっちゃん=東京です。そんな3人がそれぞれ大学入学を機に秋田が好きになって、秋田で仕事をするようになりました。
私が秋田を好きになったきっかけを思い返すと、農家レストラン「ゆう菜家」を思い浮かべます。「ゆう菜家」は秋田空港から秋田市内とは逆方向に車で20分ほどの農山村エリアにあります。入学当初、まだスマートフォンが無かった頃に大阪から持ってきた自転車で大学周辺を散策している時に見つけました。農家さんの倉庫を改築した建物で2階部分が農家レストランになっています。靴を靴箱に入れて、店内に入ると暖色のライトと大きな木のテーブル、温かい雰囲気に包まれています。
看板メニューは「母ちゃんのおまかせセット」です。主役のモロヘイヤ麺に天ぷら、小鉢、ご飯、黒豆の甘味までついてきます。一皿一皿丁寧に作られる料理は色鮮やかで多様性に富んでいます。また、行く度に使用している野菜が違うんです。春は山菜づくしのお膳になり、夏になると夏野菜、秋になると根菜やきのこが並びます。
私は、ゆう菜家さんで山菜を学びました。特に天ぷらにはたくさん山菜が使われていて、毎回「これは何ていう山菜ですか?」と聞いて、大学までの帰り道に山肌を見て、その山菜を見つけるのが通例になっていました。「これかな?」と思う緑を採っては学校に持って帰り、カフェテリアで働くパートさんに「これは食べれる?」と聞いていました(笑)。
段々と山菜の名前を覚え、実際野山で山菜を見つけられるようになると、秋田の風景が一変しました。なんとなく見つめていた田園や山の景色の中に、様々な植物が生きていて、季節によって変化する。秋田の豊かさを体感することが出来るようになりました。
「自然と繋がる暮らし」を広めたい
学生時代に「ゆう菜家」さんに出会い、野山が好きになったことがきっかけで、どんどん秋田を深く知っていくことになります。山菜から始まり、きのこ、畑作り、登山に渓流。都会では遠かった自然が近くにある暮らしにはまって行きました。
そして、こんな魅力ある暮らしをもっと、もっと多くの人に広めたい。もっと感情的に伝えると「秋田での暮らしを自慢したい」そんなワクワクが私の中に芽生えました。そんな想いが、起業、そして「ひなたエキス」立ち上げへと繋がります。続きのお話はまた次回!
私に秋田を好きになるきっかけを作ってくれた「ゆう菜家」さん。本当にありがとうございます!